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約134万人を対象とした女性が社会で活躍するためのヘルスリテラシー教育をパーソルテンプスタッフ株式会社とLiLi株式会社が共同開発
女性のキャリアアップに関連する事業を総合的に展開するLiLi株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:廣岡絵美)は、総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ)と女性が社会で活躍するためのヘルスリテラシー教育を共同開発いたしました。
■女性が社会で活躍するためのヘルスリテラシー教育を共同開発した理由
近年、社会課題として少子高齢化が急加速し、厚生労働省は2022年の出生率が初めての80万人台に割り込んだと公表しました。この事実は、将来働き手が圧倒的不足となる事態を予測しております。
2022年に女性活躍推進法が改正され、女性が社会で活躍することが期待される一方で、2023年のジェンダーギャップ指数は過去最低の125/146位であり、女性活躍は各企業にとって大きな課題となっております。 パーソルテンプスタッフは、女性派遣スタッフや内勤の女性従業員を含め約134万人の女性社員を抱える企業であり、一人ひとりが活き活きと働くことができる環境づくりを支援しており、はたらく女性の健康に向き合い、世の中を変えていきたいという想いから、この度女性活躍のための共同開発に至りました。
■なぜ、女性活躍にヘルスリテラシー教育が必要なのか
社会で活躍するためにメンタルの安定が必要ですが、女性はメンタルの維持が安定しにくいという傾向があります。理由として、生理/PMS/更年期などの健康課題が身体面・精神面ともに影響を及ぼすためです。 女性たちのアンケート結果ではメンタルヘルスについての興味関心が強く、更にメンタルヘルスの中でも興味がある内容を質問した結果、一番選択された回答は、「感情のセルフコントロール」でした。
当日参加者112名に「メンタルヘルスについて興味がある内容を以下からお選び下さい」(複数回答可)でアンケートをとった結果 ・ストレスへの対処法 80名 ・感情のセルフコントロール 89名 ・仕事を離れるタイミング(休職を含む)46名 ・その他 12名 また、セミナー参加者の声として、「自分の身体は自分ではよくわからない所が本心」「予備知識があるのとないのとでは、自分の身体に実際なにか変化が起こった時に、不安感が違ってくると思うので話をきけてよかった」といった声があり、女性がヘルスリテラシーを学ぶことは、感情のセルフコントロールにも繋がる非常に重要な分野です。
■本プロジェクトが目指すものとは
私たちは、女性がヘルスリテラシーを学ぶことで活躍する女性がもっと増えていく取り組みになると考えており、その先には日本経済の発展にも繋がると考えております。この教育の重要性を世の中に発信していくためにも共同開発を通して、ヘルスリテラシー教育の前後の変化についても分析していきます。 女性は労働人口の4割を占めており、これからの日本の成長には女性の活躍が必須です。ただし、女性が活躍していくために必須なヘルスリテラシーを学ぶ場がないのは女性の社会進出における大きな課題であり、この課題解決は日本の社会が変わるための第一歩として必要だと考えています。 この大きな社会課題を女性が多く活躍しているパーソルテンプスタッフと共に、世の中を動かし、未来を創る女性たちが輝いて働く社会を創って参ります。
■パーソルテンプスタッフについて(https://www.tempstaff.co.jp/)
パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング、官公庁受託事業などのサービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、労働・雇用の課題解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
■LiLi株式会社について(https://lili-inc.jp)
LiLi株式会社は、「女性の教育をアップデートすることで、これからの女性の新しい生き方を先導する」ことをミッションに掲げ、女性のキャリアアップに関連する事業を総合的に展開しております。 LiLi株式会社は、長年の女性のキャリア教育におけるノウハウを基に独自開発した、自身のセルフコントロールに繋がる「モチベーティブ教育」を用いて、多くの女性の意識改革(=モチベーティブ)を実現しており、経済産業省のキャリア教育アワードも受賞しております.